アッと言う間にもう4月!最近は暇さえあれば映画を見て、友達から映画やプチバカンスに誘われたら行って、天気が良ければピクニック。昨晩はワインの試飲会へ行きました♡いま、UTOPIAという私のお気に入りの映画館では黒澤明特集があっています。言葉も違う、文化も違う人たちと同じものを見て、同じものに心を動かされて、同じように拍手して。照明がまたつく頃には、それらを共有しあった私たち、同士(同志)ね!と言わんばかりの表情を浮かべあって。映画って神秘だなァァァと感じる今日この頃。👏👏👏👏ちょいと一服って思ったときに、お酒を飲みたいと思う人、お茶を飲みたい人、タバコを吸いたいって思う人。それぞれいて、私の場合は、それに当てはまるものが映画かな、と。ときに映画に救われることもあるし、救いを求めて見ることもある。私だけじゃないはず。見た後になにか新しい考え方や、考えなくていいことの見つけ方を知れるのは、私にとっては大切なこと。実生活に活かすのは難しいけれど。笑アート、芸術、文化の力を信じていきたいな。大学入学時になんとなく、大学生活におけるひとつの軸として 《文化的刺激をたくさん受ける》と決めて。ゆる〜く思いついたことだったんだけれど、なかなかブレていない。まだまだこれからも大事にして、節々で指針になっていくんだろうなァと思うとおもしろいっ
Sae Bon Vivant
明日からサマータイム。こちらへ来た頃には既にサマータイムで、それが終わり、また始まる、という季節の巡りをまた感じることができて、嬉しいです。ここで生活している人たちとその変化を共有できて、嬉しい。街を歩いていると、友達と踊っている子がいたり、お洒落して手を繋いでお散歩しているおじいちゃん、おばあちゃんがいたり。必要最低限の広告しかない建物や、センスのいいフライヤーetc...観ていて本当に飽きない。9月から住んで、未だに惚れ続けさせてくれてる。ボルドー。あぁ、ボルドー。笑先日、仲良しのムッシューからTu dois cultiver tous les jours.(毎日、毎日、自分をcultiverせなんよ)と言われました。cultiverは、英語と同じような意味で、耕す、育てる、育成する、または教養を身につける、という意味。私は《自分を耕す》という言い方が、なんだか自分を植物のように思えて、生き物らしく思えて、気に入っています。だから、そう頭の中で変換しています。そのムッシューの言う通りだな、と思う今日この頃です。本を読んで、美術館へ行って、映画を見て、旅をして、好きな音楽を見つけて、好きな人とお喋りして。文化や芸術は、栄養素たっぷり!ひとつひとつが、知らぬ間に少しずつだけど、私の肥やしになっているのかな、と思っています。実際に、先日、2、3年前の私をよ〜くよ〜く、よ〜く知る子に会...
週末、1ヶ月ぶりにパリへ。高校の同級生と待ち合わせ。高校を卒業して2年。同窓会にも参加してないので、ここ2年、会っていない人が沢山います。下手したら一生会わないレベル。でも、会いたい人に会えればいい、と思っていて、ちゃんとそういう子たちとは、時間を見つけて会っているので結構お腹いっぱいです笑今回は久しぶりな顔合わせで話していて刺激的。やっぱ1つのことをずっとだいすきで、それを貫いているってカッコイイなぁと。しみじみ想像もしなかった組み合わせで、場所で、お酒を飲んで、旅の話をして。だって、放課後、水前寺駅前の公園で唐揚げ食べていた(もしくはじゃんけんで負けた方が焼き鳥1本を奢る)のが、2年でFranceはParisよ?感慨深すぎるセーヌ川のほとりで腰を下ろして、晴れと雨の境目を見て。胸に迫るなにかを感じて。私も、頑張ろう、と。Parisへ向かう電車の中で隣にいたおじちゃんがLa vie est courte, mais la vie est belle.(人生は短いよ。でもbelleだからね、)と言っていた。短いのなら、いっそ私は太く短く生きたい。(100歳まで生きそうだけど、年数の話ではなく)"私''の人生は唯一"私''にしかない旋律を持って流れていて。"私"にしか捉えられない音楽が日々を彩っている、ように思えて。早送りも巻き戻しもなく、今の音を、捉えて、味わって、いきたいと思う訳...
お天道様もにっこりそんな日はみんなでピクニック🌞こんないつもの当たり前が当たり前じゃないんだよなァ当たり前じゃなくなった時、この有り難さに今以上に気付かされるんだよなァこちらへ来て、何気ないひとつひとつが贅沢なことだとハッと気づくことがあります。贅沢、というのは何もお金がかかっているとか言う話ではなくて。例えば、友達の料理人がお家でご馳走を作ってくれたり、髪の毛を切りたいって話してたら、免許持った子がシャッシャッと切ってくれたり。木陰で本読んでたらカメラマンが写真撮ってってくれたり。目が合えばウインクして、電車の席の隣同士でお喋りして。日本にいた時には考えもしなかった経験が、すっと通り過ぎていく一瞬一瞬にハッとしては、なんだか幸せ♡な気分になる。そーんなこーんな日々を送っております。
3と1と1の並びを見ると、思い出す1冊の本があります。いとうせいこうさんの「想像ラジオ」この本を読む前の私は、できれば起きて欲しくなかったことに対して「忘れないでほしい」という声が多いことに疑問を抱いていました。嫌なことは忘れてしまえばいい。それなのに何故忘れられなくないのか。そう思っていた時にこの本に出会って腑に落ちたというか、自分の浅はかさに気づくことができました。もう同じ時や空間を過ごすことができないとしても、"想う"ことで共に未来を築けていける。誰かが誰かを想う時、それは、どちらが多く悲しいとかどちらが多く寂しいとか苦しいとか、ただ一方の行為ではない。「元気かしら,今頃笑っているかしら〜」なんて考えている時にまさに、ラジオのチューニングを合わせるように声を、想いを、発信する人と受信する人が繋がれる。実際に生きていれば、お仕事のこと、お金のこと、人間関係のことで頭がいっぱいになる。四六時中、誰かをずっと忘れずにその人のことを想いながら生活するのは難しい。そんな中でふとチューニングを合わせる時、そんな時はきっと向こうからも声があるから。もう過去や、思い出しかないと思っていた《今まで》に、《これから》が続いていける方法が、"想う"ということ。もう側に居なくて、すぐには会えそうにない人と共に、一緒に、歩き続けるには、忘れてしまわず、"想う"ことが唯一、その人と今を共に過ごす方法。だ...
あ、最近ずっと書いてなかった書こう!Instagramを見ていると、旅行している学生が多いなぁと感じます。それを見ると、私も帰国後だって勿論そうやってまた、いろんなところへ行こうと思えば行けるんだ、と思えてきます。今のうちに!と焦らなくても大丈夫なのだと、ホッとします。写真を見ていると、「あぁ、この方の旅の楽しみ方、過ごし方、素敵だな♡」と思うこともあれば、「この子は逐一動画に収めて、編集して、アップして、大変そうだな。見せることに忙しそうだな」と思うこともあります。大抵映る景色の奥の机の上には携帯が。4人でいれば4人とも。楽しみ方は人それぞれだから、だからなんだっ!とは言えないけれど。旅中の過ごし方によって、人に魅力を感じたり、逆に冷めちゃったりするんだなぁ、と自分の尺度みたいなものを知った冬の終わりです。
トラムの中で、ふと、LondonのTate Modern で出会ったおじちゃんのことを思い出しました。なんでかな。笑Tate Modernはコンテンポラリーアートの美術館。私が行ったのは12月中旬。ちょうどElton John のコレクションTHE RADICAL EYEが展示されている頃。一通り見て、(と言っても館内は広すぎて全部は見きれてないのだけど)満足。最後に最上階は、どんなものかしら〜と思って階段を上っている途中におじちゃんと会いました。屋上はLondonの街をぐるりと見渡すことができます。景色の中で1番印象に残っているのは、美術館の横の高層ビル内の女性。彼女がソファに寝そべって雑誌を読んでいる光景しか思い出せない。笑"近隣住民のプライバシーを守ること"とどこかに書かれていたけれど、"見てくれ!"と言わんばかりのガラス張りだった。そんなところに住んでみるのも楽しそう、、、笑それで、それで。おじちゃんが私にこんなことを言ってた。"Feed your mind"旅も語学も芸術鑑賞も全部、Feed your mindだよ、って。なるほどなぁ〜。それをふと思い出すと、スケートボード持ったお兄ちゃんのスタイルも夕暮れの空のコントラストも、隣にいるおばちゃんのアイラインの青も、全部Feedに思えてきて。私、お腹が空いている訳ではなくても、前に出されたら食べる人です。きっと今までに見て...
Parisからの帰り道。クリスマスぶり2度目のParisへ。クリスマスに行った時はどこのお店も閉まっていて気づかなかった面白さに今回の旅ではたくさん気づかされました。笑
忘れたくない金曜日の話。その日は前の日から月が綺麗だと読んでいたので、友達と月の下、お散歩をする約束をしていました。待ち合わせをして、まずは、小さな映画館の小さなイベントに参加。Cinq Vies というショートフィルムを鑑賞しました。ほたら、一杯飲みまひょか、と運び、私のお気に入りのバーで、お気に入りのモヒートを。その子は強めのビールだったかな。映画、旅、写真、絵画、ジョギングコースetc,,,についてお喋り。軽やかで、しかし密の濃い時間を分けました。どうしてだかは、忘れてしまったけれど、ひょんな事からMiroir D'eau に行くことに。お店を出て、細い路地をゲラゲラ笑いながら向かい、ふと見上げると、月。古い建物のスカイラインのちょうど真ん中に。その日の月は、今まで見たことのある月と少し違っていたような気がします。いつもはこっちを向いている月が、その日だけは背を向けていて、まるで人の後姿の様でした。遊んだ後の別れ際、友達の後姿が時に、なんだか心をしっとりとさせることってありませんか。そんな感じ。笑 忘れたくないなァ、という気持ちと安心して忘れていけるように、という気持ちを込めて、ここに記しておこうと思った訳です。
旅の記録のようなものは紙媒体で書いていました。ふと、オンラインで文章をメインに発信するのもいいかな、と思いまして。それと、こちらに住むのもあと数ヶ月かァと思うと、どの心情も愛おしく思えてきて。笑いつか忘れてしまうなら今のうちに書いておこうと思った訳です(大いなる今更感!笑)よって、この独り言のような日記、備忘録を書くことにしました。笑手紙をざっと読み下すような軽い気持ちでいて下さったら嬉しいです♡Sae